「ギターをケースから出すのが面倒でなかなか練習できない」「壁に立てかけていたらギターが倒れてしまった」——ギタースタンドを使っていない50代のギタリストから、こんな声をよく聞きます。
ギタースタンドはギターを安全に保管するだけでなく、「ギターをすぐ手に取れる環境を作る」ことで練習習慣の形成にも大きく貢献します。
この記事では、50代のギター再開者向けにギタースタンドの種類・選び方・2025年おすすめ3モデルを解説します。
■ なぜギタースタンドが必要なのか
▼ 練習習慣が身につきやすくなる
ギターが部屋の目に入る場所に置かれているだけで、気持ちまで音楽モードに切り替わります。ケースに入れたままにしておくと「取り出すのが面倒」という心理的ハードルが生まれ、練習頻度が下がる原因になります。
スタンドに立てておくことで「ちょっと弾いてみよう」という気持ちが自然に生まれ、練習習慣の形成につながります。
▼ ギターを安全に保管できる
壁への立てかけや床置きは倒れる危険があり、ギターへのダメージリスクが高くなります。ギタースタンドは転倒防止ゴムなどで安定して保管でき、大切なギターを守ります。
■ ギタースタンドの主な種類
▼ A型スタンド(最も定番)
ギターのボディを下から支える最も一般的なタイプです。軽くて安定しており、持ち運びもしやすい定番スタンドです。スタジオやライブハウスで最もよく見かけるタイプで、価格も手頃です。
・安定性:普通
・省スペース:普通
・価格:安い(1,000〜3,000円程度)
・おすすめの方:まず1本試してみたい方・コスパ重視
▼ 吊り下げ型スタンド(ネックを引っかけるタイプ)
ネックを引っ掛けて吊り下げるタイプで、ネックへの負担が少ないのが特徴です。吊り下げ型なのでネックへの負担が少ないです。オートグラブシステムを搭載したモデルはギターを置くだけで自動固定されます。
・安定性:高い
・省スペース:やや場所を取る
・価格:中程度(2,000〜5,000円程度)
・おすすめの方:本格的に保管したい方・安全性重視
▼ 壁掛け型スタンド
壁にネジで固定するタイプです。床に置く必要がないため省スペースで、複数本のギターを飾るように保管できます。ただし賃貸マンションなどで壁に穴をあけることができない人には不向きです。
・安定性:最も高い
・省スペース:最も省スペース
・価格:2,000〜6,000円程度
・おすすめの方:2本以上ギターを持っている方・インテリアにこだわりたい方
▼ 複数本タイプ
1台で複数のギターを収納できるタイプです。数本のギターを同時に立てかけることができ、ギターの種類に合わせてスタンドを購入する必要がありません。
・安定性:高い
・省スペース:本数に比例して省スペース
・価格:3,000〜8,000円程度
・おすすめの方:複数本のギターを持っている方
■ ギタースタンドの選び方4つのポイント
▼ ① ラッカー塗装対応かどうかを確認する
ラッカー塗装のギターをスタンドに置くと、スタンドのゴム・スポンジ部分との化学反応で塗装が溶けてしまうことがあります。ラッカー塗装のギターを持っている場合は必ず「ラッカー対応」と明記されたスタンドを選びましょう。
長時間置きっぱなしにする「定位置用スタンド」は、できればラッカー対応モデルを選びましょう。
▼ ② 設置環境に合わせたタイプを選ぶ
・自宅の定位置用:安定性重視の吊り下げ型または壁掛け型
・スタジオ・ライブ持ち込み用:軽量・折りたたみ可能なA型
・複数本所有:複数本タイプまたは壁掛け型
▼ ③ 転倒防止機能を確認する
地震や誤ってぶつかったときにギターが倒れないよう、転倒防止ゴムやロック機構があるモデルを選ぶと安心です。
▼ ④ ギターの種類に対応しているか確認する
アコギとエレキ、特殊な形状のギター(フライングVなど)は対応スタンドが異なる場合があります。購入前に対応機種を確認しましょう。
■ おすすめギタースタンド3選
▼ ① キクタニ GS-102B(コスパ・入門派に)
日本ブランドKIKUTANIの定番A型ギタースタンドです。軽量でコンパクト、転倒防止ゴム付きで安定性も確保されています。価格が手頃で品質が安定しており、初めてギタースタンドを購入する方に最適なモデルです。
・タイプ:A型
・対応:エレキ・アコギ両対応
・特徴:転倒防止ゴム付き・コンパクト・折りたたみ可能
・価格帯:約1,000〜1,500円
▼ ② HERCULES GS412B PLUS(本格派・安全重視に)
世界中のリハーサルスタジオで使われるHERCULESの吊り下げ型スタンドです。オートグラブシステムでギターを置くだけで自動的にネックを固定。ギターとの接触部分にはSFFゴムを使用し楽器を保護します。吊り下げ型なのでネックへの負担も少ないモデルです。
・タイプ:吊り下げ型
・対応:エレキ・アコギ・変形ギター対応
・特徴:オートグラブシステム・SFFゴム採用
・価格帯:約3,500〜5,000円
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▼ ③ HERCULES GS523B(複数本所有派に)
3本のギターを収納できるHERCULESのマルチスタンドです。アコースティックギターにも対応しており、折り畳み可能で収納・持ち運びも便利です。複数本のギターをまとめて管理したい方に最適な1台です。
・タイプ:複数本タイプ(3本収納)
・対応:エレキ・アコギ両対応
・特徴:3本収納・折りたたみ可能
・価格帯:約5,000〜7,000円
■ 50代ギタリストへのおすすめの選び方
| 状況 | おすすめモデル |
|---|---|
| まず1本試してみたい | KIKUTANI GS-102B |
| 安全性・品質重視の1本 | HERCULES GS412B PLUS |
| 複数本のギターを持っている | HERCULES GS523B |
■ ギタースタンド使用時の注意点
・ラッカー塗装のギターは「ラッカー対応」スタンドを使用する
・安定した平らな床に設置する(カーペットの上は不安定になりやすい)
・直射日光・エアコンの風が当たらない場所に設置する
・地震が多い地域では固定タイプまたは壁掛けタイプを検討する
・ギターを置くときはゆっくり丁寧に扱う
■ まとめ:ギタースタンド選びのポイント
| チェック項目 | おすすめの選択 |
|---|---|
| タイプ | 入門→A型、安全重視→吊り下げ型 |
| ラッカー対応 | ラッカー塗装のギターは必須確認 |
| 本数 | 2本以上なら複数本タイプまたは壁掛け |
| 予算 | 1,000円以上のモデルが品質安定 |
ギタースタンドに立てておくことで「練習のハードル」が下がり、練習頻度が自然と上がります。50代のギター再開者にとって、ギタースタンドは「練習習慣を作る最安の投資」とも言えます。
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