50代からのギター再開|スリーコードで弾けるロック・ブルース名曲10選

ギター練習

「コードをいくつか覚えたけど、弾ける曲がない」「難しいコードがなくて、でもカッコいい曲を弾きたい」——ギターを再開した50代の方からよく聞く声です。

実は、ロックやブルースの名曲の多くは「スリーコード(3つのコード)」だけで成り立っています。たった3つのコードを覚えるだけで、あの名曲が弾けるようになります。

この記事では、50代のギター再開者が「これなら弾けそう」と感じられる、スリーコードで弾けるロック・ブルース名曲を10曲紹介します。


■ スリーコードとは何か

スリーコードとは、あるキー(調)の中で最も重要な3つのコード(Ⅰ・Ⅳ・Ⅴ)のことです。

キーAの場合:A・D・E
キーEの場合:E・A・B(またはB7)
キーGの場合:G・C・D

ブルースは基本的に3つのコードを使います。このシンプルな構造が、ブルースをギター入門者にとって最適なジャンルにしています。


■ スリーコード名曲10選


▼ ① Johnny B. Goode(Chuck Berry)

ロックンロールの原点とも言える名曲。キーBbのスリーコードで構成されており、イントロのリフは世界で最も有名なギターリフのひとつです。

・使用コード:Bb・Eb・F
・難易度:★★★
・ポイント:シャッフルリズムとダブルストップを覚えると一気にロックらしくなる


▼ ② La Grange(ZZ Top)

テキサスブルースの代表曲。キーAのブルース進行で、ボウリング・ゲートのようなシャッフルリズムが特徴的です。

・使用コード:A7・D7・E7
・難易度:★★
・ポイント:最初のリフだけでも十分カッコいい。歪みを効かせて弾くのがポイント


▼ ③ Hound Dog(Elvis Presley)

エルヴィス・プレスリーの代表曲。キーCのシンプルなスリーコード進行で、ロックンロールの基本リズムパターンが身につきます。

・使用コード:C・F・G7
・難易度:★
・ポイント:リズムのノリを重視して弾く。コードチェンジの練習曲として最適


▼ ④ Wild Thing(The Troggs)

「Wild Thing」はキーAのスリーコードだけで成り立つシンプルな名曲です。コードをかき鳴らすだけで雰囲気が出る、再開組の最初の1曲におすすめです。

・使用コード:A・D・E
・難易度:★
・ポイント:ストロークのリズムを4拍子でシンプルに弾くだけでOK


▼ ⑤ Brown Sugar(Rolling Stones)

キース・リチャーズのオープンGチューニングで有名な曲ですが、レギュラーチューニングのスリーコードでも弾けます。ストーンズらしいグルーヴを体感できます。

・使用コード:G・C・D(レギュラーチューニング版)
・難易度:★★
・ポイント:バンドサウンドのグルーヴを意識して体でリズムを感じながら弾く


▼ ⑥ Sweet Home Chicago(Robert Johnson)

デルタブルースの名曲で、キーEのブルース12小節進行。BBキング・エリック・クラプトンなど多くのアーティストがカバーしています。

・使用コード:E7・A7・B7
・難易度:★★
・ポイント:シャッフルリズム(3連符のはね感)が曲の命。メトロノームを使ってリズムを体に染み込ませる


▼ ⑦ Pride and Joy(Stevie Ray Vaughan)

スティーヴィー・レイ・ヴォーンの代表曲。キーEのシャッフルブルース進行で、チョーキングを使った表現力豊かなフレーズが特徴です。

・使用コード:E7・A7・B7
・難易度:★★★
・ポイント:スリーコードでもチョーキングを加えることで一気にブルースらしい表現になる


▼ ⑧ Rock Around the Clock(Bill Haley)

ロックンロールの歴史を変えた名曲。キーEのスリーコードで、ノリのいいリズムが弾いていて楽しい曲です。

・使用コード:E・A・B7
・難易度:★
・ポイント:1950年代ロックンロールのシャッフルリズムを体感できる


▼ ⑨ Route 66(Nat King Cole/Rolling Stones)

ルート66はアメリカのロードソング。キーBbのスリーコード進行で、ブルースとジャズの中間的な雰囲気が楽しめます。

・使用コード:Bb・Eb・F7
・難易度:★★
・ポイント:スウィング感のあるリズムで弾くと曲らしい雰囲気が出る


▼ ⑩ Knockin’ on Heaven’s Door(Bob Dylan)

ボブ・ディランのフォークロック名曲。キーGのスリーコード(4コードとも言われるが基本はシンプル)で、弾き語りの入門曲としても最適です。

・使用コード:G・D・Am(またはC)
・難易度:★
・ポイント:テンポが遅くコードチェンジが少ないため、弾き語りの最初の1曲に最適


■ スリーコード練習の効果的な進め方

▼ ステップ1:難易度★の曲から始める

まずHound Dog・Wild Thing・Rock Around the Clockなどのシンプルなスリーコードでコードチェンジの流れを体に覚えさせましょう。

▼ ステップ2:シャッフルリズムを覚える

ブルースやロックンロールのスリーコード曲の多くは「シャッフルリズム(3連符の1拍目と3拍目を使うリズム)」で弾きます。このリズムを覚えると、ブルース曲の雰囲気が一気に出せるようになります。

▼ ステップ3:コードを7thコードにする

A・D・EをA7・D7・E7に変えるだけで、一気にブルースらしい響きになります。7thコードはスリーコードの「ブルース版」として積極的に使いましょう。


■ まとめ:難易度別おすすめ曲リスト

難易度曲名キー
Wild ThingA
Hound DogC
Rock Around the ClockE
Knockin’ on Heaven’s DoorG
★★La GrangeA
★★Sweet Home ChicagoE
★★Brown SugarG
★★Route 66Bb
★★★Johnny B. GoodeBb
★★★Pride and JoyE

スリーコードをマスターすることで、ロック・ブルースの世界がぐっと身近になります。まず★1つの曲から始めて、少しずつ難易度を上げていきましょう。


■ スリーコードをもっと深く学びたい方へ

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