ギターを再開してから、1日の時間の使い方が変わりました。
「時間が足りない」と感じていた再開前と比べて、同じ24時間なのに「充実している時間」の割合が増えた気がします。
この記事では、50代でギターを再開した私が気づいた「時間の使い方の変化」をリアルな体験談としてお伝えします。
■ 再開前の時間の使い方:「なんとなく過ぎる時間」が多かった
ギターを再開する前、仕事から帰ってからの夜の時間の使い方を振り返ると、正直なところ「なんとなくスマホを見ていた」「なんとなくテレビをつけていた」という時間が大半でした。
疲れているから休んでいる、というより「何もしないことが習慣になっていた」という感じです。
1日が終わるたびに「今日も何もしなかった」という漠然とした物足りなさがありました。しかし何かを始めるほどのエネルギーもない——そんな状態が続いていました。
■ 変化① スマホを触る時間が自然に減った
ギターを再開してから最初に気づいた変化は、スマホを見る時間が自然に減ったことです。
テレビを眺めるだけの時間、スマートフォンを何となくスクロールしていた時間が、一本のギターを手に取ることで、創造的で心豊かなひとときに変わります。
これはまさにその通りで、「ギターを弾こう」という気持ちが生まれると、自然とスマホを置くようになりました。
意識してスマホを制限しようとしたわけではなく、「ギターを弾く方が楽しい」という感覚が自然にスマホの時間を置き換えてくれた形です。
■ 変化② 「5分の空き時間」の価値が変わった
再開前は、5分の空き時間ができても「5分じゃ何もできない」と感じていました。
しかしギタースタンドにギターを置くようになってからは、5分の空き時間に「ちょっと弾いてみよう」と思えるようになりました。
コードを1つ押さえて感触を確かめる。昨日練習したフレーズを1回弾いてみる。それだけで「今日もギターに触れた」という達成感が生まれます。
「まとまった時間がないと練習できない」という思い込みが崩れた瞬間でした。
■ 変化③ 「今日のハイライト」が毎日できた
ギターを再開する前、1日を振り返って「今日のハイライト」と呼べる瞬間がほとんどありませんでした。仕事・食事・睡眠の繰り返しで、「今日も一日が終わった」という感覚だけが残っていました。
ギターを再開してからは、「今日、昨日できなかったコードチェンジがスムーズにできた」「バッキングトラックに合わせて止まらずに弾けた」という小さな「今日のハイライト」が毎日生まれるようになりました。
どんなに仕事で疲れた日でも、ギターを15分弾くだけで「今日も少し前に進めた」という実感が残ります。これが1日の満足度を大きく変えてくれました。
■ 変化④ 「目的のある時間」が増えた
ギター再開前は、休日の過ごし方が「なんとなく」になりがちでした。特にやることがなく、かといって何かをする気力もなく、気づいたら夕方になっていることがよくありました。
ギターを再開してからは、休日に「今日はこのフレーズを練習する」「今週はこの曲を通して弾けるようにする」という目的が生まれました。
目的のある時間は、同じ長さでも密度が違います。休日が「使い切れた」と感じられるようになったのは、ギターを再開してからの大きな変化です。
■ 変化⑤ 「今この瞬間」に集中できるようになった
50代になると、仕事や将来への不安が頭から離れにくくなることがあります。ギターを弾いている間だけは、そういった考えが頭から消えます。
弦を押さえて、リズムに合わせて、音を聴く——この単純な行為に集中することで、「今この瞬間」だけにいられる時間が生まれます。
楽器演奏はゆっくりと深い呼吸が生まれ、体の緊張が自然とほぐれていきます。心地よい音を自分で生み出す体験は、精神的なストレスを解消してくれます。
この「今この瞬間への集中」は、ギターを弾くことでしか得られない時間の質だと感じています。
■ 変化⑥ 「練習時間」と「楽しむ時間」の両方が増えた
再開当初は「練習しなければ」という義務感で弾いていました。しかし半年が経つ頃から、練習とは別に「ただ弾きたいから弾く」時間が増えていきました。
好きな曲を気ままに弾く、昔のバンド時代の曲を思い出しながら弾く——そういう「遊び弾き」の時間が生まれたことで、ギターが「義務」から「楽しみ」に変わりました。
「練習する時間」と「楽しむ時間」の両方があることで、ギターへの関わり方が豊かになりました。
■ 1日の時間の変化(ビフォーアフター)
| 時間帯 | 再開前 | 再開後 |
|---|---|---|
| 帰宅後〜夕食前 | なんとなくスマホ | ギター15〜30分練習 |
| 夕食後 | テレビ・スマホ | ギター遊び弾き・音楽鑑賞 |
| 就寝前 | スマホ | 翌日の練習テーマを考える |
| 休日の午前 | 特に目的なし | 目的を決めて集中練習 |
| 休日の午後 | なんとなく過ごす | セッション参加・音楽仲間と交流 |
同じ24時間なのに、「充実している実感」が全く違います。
■ ギターが教えてくれた「時間の使い方」の本質
1年間ギターを続けてわかったことは、「充実した時間は待っていても来ない」ということです。
「時間ができたら始めよう」ではなく「始めることで時間が充実する」——ギターを再開したことで、この順番が逆だったことに気づきました。
50代は「残りの時間」を意識し始める年代でもあります。その時間をどう使うかは、自分で決められます。ギターはその選択肢のひとつとして、私の時間の使い方を大きく変えてくれました。
■ まとめ:ギター再開で変わった時間の使い方
| 変化 | 内容 |
|---|---|
| ① | スマホを触る時間が自然に減った |
| ② | 5分の空き時間の価値が変わった |
| ③ | 毎日「今日のハイライト」ができた |
| ④ | 目的のある時間が増えた |
| ⑤ | 今この瞬間に集中できるようになった |
| ⑥ | 練習と楽しむ時間の両方が増えた |
「時間がない」と感じている50代の方に伝えたいのは、「ギターを始めることで時間が生まれる」ということです。15分でいい、まずギターを手に取ることから始めてみてください。
■ 充実した時間をプロと一緒に作っていきたい方へ
ギター再開の方向性に迷ったとき、オンラインレッスンで目標を定めると練習の密度が上がります。


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