はじめに
「コードを押さえると指が痛い」「Fコードがどうしても鳴らない」——その原因、実は弦高が高すぎることかもしれません。
弦高は弾きやすさや音質を左右する非常に重要なポイントで、初心者がつまずきやすい部分でもあります。 Guitar-todai
50代でギターを再開してから、弦高調整をするだけで練習が劇的に楽になりました。この記事では、アコギの弦高の基本知識と調整方法をわかりやすく解説します。
弦高とは?
弦高とは、フレットの頂点から弦の下側までの距離のことです。この高さが弾きやすさを大きく左右します。
弦高が低いアコギは押さえやすく、コードチェンジや速いフレーズをスムーズに弾けるのが大きなメリットです。一方、弦高が高いアコギは音量やサスティーン・音抜けが良くなるのが特徴です。 Guitar-todai
適正な弦高の目安
アコギの標準的な弦高は6弦2.5mm前後、1弦2.0mm前後とされています。やや高めの設定は6弦2.8mm/1弦2.2mm、低めの設定は6弦2.2mm/1弦1.8mm程度が目安です。 Guitar-todai
| 設定 | 6弦側 | 1弦側 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 高め | 2.8mm | 2.2mm | 弾き語り・ストローク中心 |
| 標準 | 2.5mm | 2.0mm | オールラウンド |
| 低め | 2.2mm | 1.8mm | コード押さえ重視・初心者 |
弦高の測り方
12フレットにスケール(定規)を垂直に当てて、フレットの頂点から弦の下側までの距離を測ります。通常の定規ではなく、0.5mm単位など細かい目盛りのある定規のほうが正確に確認できるのでおすすめです。 Guitarous
自分で調整する前に確認すること
弦高調整する前に「ナットの溝が高くないか」と「ネックが反っていないか」の2点を確認しましょう。この順序で調整しないとギターを痛めてしまう原因になります。 Guitarous
調整方法:サドルを削る
アコギの弦高調整の方法は、ブリッジについているサドルを削るというものです。まずは弦を外してブリッジからサドルを取り外します。 Vanishing-nagoya
サドルを削る量は、下げたい弦高の2倍の長さ分が目安です。例えば2.8mmの弦高を2.5mmにしたければ、(2.8-2.5)×2=0.6mmをサドルから削ることになります。 Bee Music
初心者の方へ: 自分でやってみると技術や知識の向上につながりますが、自信がない場合は楽器店などの専門家にお願いした方が良いでしょう。サドルは単体で売っているので、万が一失敗してもやり直しができます。 Vanishing-nagoya
必要な道具3点
1. 細かい目盛りの定規(スケール)
弦高を正確に測るための必需品です。
弦高を正確に測るための必需品です。0.5mm単位の目盛りがあるものをホームセンターや100均で探してみてください。
2. サンドペーパー(紙やすり)
サドルを削るには粗削り用に#200〜300番程度の目の粗いものがおすすめです。 Guitarous
ホームセンターで手軽に入手できます。
3. 牛骨サドル(予備用)
万が一削りすぎた場合の備えとして、予備のサドルを用意しておくと安心です。
楽器店やネットショップで500〜1,500円程度で購入できます。
まとめ
| チェック項目 | 内容 |
|---|---|
| 適正弦高 | 12フレットで6弦2.5mm・1弦2.0mm前後 |
| 調整方法 | サドルを削る |
| 注意点 | ネックの反り・ナットの溝を先に確認 |
| 不安な場合 | 楽器店・リペアショップに依頼(3,000〜5,000円) |
弦高を適正に保つだけで、練習の快適さと上達スピードが大きく変わります。50代からのギター再開だからこそ、弾きやすい環境を整えることが継続の鍵です!


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