はじめに
「コードって何個覚えればいいの?」「Fコードが全然押さえられない…」
ギターを再開してまず直面するのがコードの壁です。8年ぶりに弾き始めた私も、最初は同じ悩みを抱えていました。
でも実は、たった3〜6個のコードを覚えるだけで弾ける曲はたくさんあります。すべてのコードを暗記する必要はなく、まず覚え方のコツを知ることが大切です。
この記事では50代の独学再開者目線で、コードを最短で覚えるための3ステップを解説します。
そもそもコードって何?
コードとは複数の音を同時に鳴らした「和音」のことです。ギターでは弦を指で押さえることで、複数の音を一度に出すことができます。
コードダイアグラムと呼ばれる表に押さえるポジションが書かれており、上から1弦〜6弦となっていて、〇と×の記載などはどこも共通なので理解しやすいです。まずはこの図の読み方を覚えるところからスタートしましょう。
ステップ1:最初に覚える10個のコードを決める
ギター初心者が最初に覚えるべき主要10コードは「C・D・Dm・E・Em・FM7・G・A・Am・B7」です。
これだけで、初心者向けのJ-POPやポップスの多くが弾けるようになります。いきなり全部を覚えようとせず、まずは以下の5つから始めるのがおすすめです。
最初の5コード(難しいバレーコードなし)
- G:一番最初に覚えたいコード。開放弦が多く音が豊か
- C:J-POPで頻出。少し指を広げる必要があるが基本中の基本
- D:明るい音色で弾き語りに最適
- Em:押さえ方が簡単で、暗めの曲調に使いやすい
- Am:Emと似た押さえ方で覚えやすい
10個全部を一気に覚えることは難しいので、無理せずゆっくりとひとつずつ覚えていきましょう。
ステップ2:コードを単体ではなく「進行」で覚える
コードを1個ずつ単独で練習するよりも、実際の曲で使われる「コード進行」で練習する方が圧倒的に早く身につきます。
C→G→Am→Fのようなシンプルなコード進行を繰り返しましょう。最初はゆっくり、慣れてきたらテンポを上げていきます。
このコード進行はJ-POPの定番中の定番で、数え切れないほどの曲に使われています。この4つを滑らかに切り替えられるようになるだけで、一気に「弾けている感」が出てきます。
50代が意識したいコードチェンジのコツ
若い頃と比べて指の動きが鈍くなっているのは事実ですが、焦る必要はありません。コードの正しい押さえ方のポイントは「フレットの近くを押さえる」「指を立てる」「手のひらをネックに付けない」の3つです。
この3点を意識するだけで、音がクリアに鳴りやすくなります。
ステップ3:Fコードは後回しでOK
多くの初心者がFコードで挫折します。でも、Fコードは最初から覚える必要はありません。
FやBmのようなバレーコードは、まずステップ1・2と並行して練習を重ねるのが良いでしょう。これらのコードが押さえられるようになれば、ほぼすべての曲に対応できるようになります。
最初のうちはFコードの代わりに「FM7」を使う方法がおすすめです。FM7は人差し指1本と中指1本で押さえられるシンプルなコードで、Fとよく似た響きが出ます。「とりあえずFコード抜きで曲を弾く→弾けるようになってからFに挑戦」という流れが50代の独学には合っています。
毎日の練習で意識したいこと
コードを練習していて指先や手首が痛くなってきたら無理せずに休憩を入れましょう。特に手首の痛みは腱鞘炎などの大きな怪我につながることもあります。
50代は無理をすると回復に時間がかかります。1日15〜30分の練習を毎日続ける方が、週末にまとめて練習するよりもはるかに効果的です。
まとめ:コードは「覚える」より「慣れる」もの
コードは暗記するものではなく、手が自然に動くまで繰り返すものです。最初の5コードをゆっくり丁寧に練習し、簡単な曲を1曲弾けるようになったとき、「またギターが楽しくなってきた」と感じるはずです。
焦らず、一緒に楽しみながら続けていきましょう!


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