「一人で練習していると限界を感じる」「バンドをやってみたいけど、メンバーなんてどうやって探せばいいの」——ギターがある程度弾けるようになってきた50代の方から、こんな声をよく聞きます。
大人になってからでも、バンドを組むことは十分に可能です。学生時代とは違うアプローチが必要ですが、正しい方法を知れば、50代からでも音楽仲間と一緒に演奏する楽しさを味わえます。
この記事では、50代のギター再開者向けに、大人になってからバンドを組む方法とメンバーの探し方を解説します。
■ 大人になってバンドを組む4つの方法
▼ 方法① 社会人バンドサークルに参加する
初心者に最もおすすめなのが、社会人バンドサークルに参加する方法です。バンドをやりたい社会人が集まって練習したりライブをしたりして楽しむサークルです。
音楽好きという共通点があるため馴染みやすく、「できるだけ早くバンド活動を始めたい」という方にぴったりです。サークルによって特徴が異なるため、見学会があれば参加し、雰囲気を確かめることをおすすめします。
▼ 方法② メンバー募集サイトから応募する
インターネットで検索すると、社会人バンドメンバー募集のサイトを見つけることができます。サイトによっては、活動している地域や募集しているパートなどから絞り込むことも可能です。
▼ 方法③ 音楽教室で仲間を探す
音楽教室には楽器が上手くなりたい人たちがたくさん集まります。生徒たち同士の発表会なども開催されるので、自然とバンドを組んでライブをしようという話が出ることもあります。楽器のレッスンで練習のモチベーションを保ちながら、一緒にバンドをする仲間を探すことができる一石二鳥の方法です。
▼ 方法④ SNSで発信する
X(旧Twitter)やTikTok、YouTubeなどのSNSを活用する方法もあります。自分の演奏や歌声を公開することで、興味を持ってくれる人が出てくるかもしれません。
■ 社会人バンドサークルとは
社会人バンドサークルとは、大人になってもバンドや音楽を楽しみたいという社会人の集まりで、いわば大学サークルのようなものです。メンバーは仕事を持っている人がほとんどで、それぞれの仕事や家庭の都合などに合わせて、気軽に参加できるようになっています。
▼ 幅広い年代と出会える魅力
社会人バンドサークルでは、いろいろな年代の人たちと演奏を楽しめるのも魅力です。学生バンドは同年代とバンドを組むことが多いものですが、社会人バンドサークルは幅広い年代の人が参加するため、自分の知らなかった音楽に出会ったり、いろいろな人とのセッションを楽しんだりできます。
ひとりで黙々と曲をコピーしていると、おのずと「自分の好みの系統」に偏りがちです。幅広い年代の方が集まっているサークルであれば、幅広い選曲の中からセッションにチャレンジできるという強みがあります。
▼ 50代でも参加しやすいサークルの実例
実際に、18〜54歳や0〜60代など幅広い年齢層で活動している社会人バンドサークルは多数存在します。50代の方が参加している事例も珍しくなく、年齢を理由に諦める必要はありません。
■ バンドを組む前に確認しておきたいこと
▼ 活動への真剣度をすり合わせる
メンバー間でバンド活動に対する真剣さが違うと、メンバーのバンドへの意識にずれが生じ、音楽活動を続けづらくなってしまいます。「趣味程度にやりたい」「たまにスタジオで合わせるぐらいがいい」など、意識の差が生まれる可能性があるため、バンドを組むときには活動に対する真剣度、活動目的をはっきりさせておきましょう。
▼ 音楽ジャンルを確認する
とにかくバンドをやりたいからと、好きでもないジャンルの音楽をしていると、バンドへのモチベーションが下がっていきます。コピーバンドの場合はどんなアーティストのコピーをするのか、バンドを組む前にしっかり確認しましょう。
▼ コピー曲かオリジナル曲か
バンド活動していく上で避けては通れない問題です。最初はコピー曲から練習を始めるのがおすすめです。ゆくゆくはオリジナル曲で活動していきたいという目標があるのであれば、徐々にシフトチェンジしていくのが良いでしょう。
■ 社会人バンドを長く続けるためのコツ
▼ 明確な目標を持って活動する
目標もなくなんとなくで活動していると、練習に対するモチベーションが続かず、ついだらだらとしてしまいがちです。趣味のコピーバンドでも「ライブに出る」「この曲を完璧にコピーする」など、小さくてもいいので明確な目標を持って活動しましょう。
▼ 練習を詰め込みすぎない
練習やライブの予定を入れすぎると、メンバーのバンド活動へのモチベーションが下がってしまうことがあります。練習時間が長すぎると集中力が続かず、効率の悪い練習になってしまうので注意が必要です。
▼ 仕事や家族との両立を意識する
社会人だからこそ、仕事や家族を優先しながらバンド活動を両立する視点が大切です。無理のないペースで活動できるバンドやサークルを選ぶことが、長続きの秘訣です。
■ まず「バンド演奏に慣れる」ことから始める
いきなりバンドメンバー募集サイトでメンバーを探すよりも、まずはバンド演奏そのものに慣れることが大切だという考え方もあります。
社会人バンドサークルや音楽サークルが主催しているライブに出演してみたりする中で経験を積み、ある程度バンド演奏に慣れてきた時点で、メンバー募集サイトを使って募集や加入をするという流れがスムーズです。自分自身にある程度のバンド演奏スキルがついていることで、その後の活動がスムーズに進みやすくなります。
■ 50代がバンド活動を始めるメリット
▼ 音楽仲間ができる
一人で練習しているだけでは得られない、音楽を通じたつながりが生まれます。同じ趣味を持つ仲間との交流は、日常生活に新しい刺激を与えてくれます。
▼ 練習のモチベーションが上がる
バンドやライブという目標があることで、一人での練習にも張り合いが生まれます。「この曲をみんなで合わせるために練習する」という具体的な目標が、練習の質を高めてくれます。
▼ 「上手い下手」より「楽しさ」を重視できる場が多い
社会人バンドサークルの中には、演奏の上手下手は関係ないというスタンスのところも多くあります。とにかく人前で演奏したいという方にとって、気負わず参加できる環境が整っています。
■ まとめ:大人になってからバンドを組む方法
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| 社会人バンドサークル | 気軽に参加でき、幅広い年代と出会える |
| メンバー募集サイト | 地域やパートで絞り込んで探せる |
| 音楽教室 | レッスンと仲間探しが同時にできる |
| SNS発信 | 自分の演奏を発信して興味を持つ人と出会う |
大人になってからバンドを組むことは、決して特別なことではありません。50代の音楽経験と情熱を活かして、新しい音楽仲間との出会いに一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
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