はじめに
「チーン」という透き通った幻想的なギターの音——これがハーモニクス奏法です。
ギターのナチュラル・ハーモニクス奏法とは、弦に軽く指を触れて、ピッキングした直後に指を離して高い音(倍音)を出す奏法です。高くて柔らかくて濁りのないサウンドは、ギターのフレーズのワンポイント的なアクセントとして使われたり、バラードや幻想的な曲などでよく使われます。 TRIVISION STUDIO
この記事では、50代ギター初心者でも取り組めるハーモニクスの基本を解説します。
ハーモニクスの種類
ハーモニクスには主に2種類あります:
| 種類 | 難易度 | 特徴 |
|---|---|---|
| ナチュラルハーモニクス | ★☆☆ | 特定のフレットで出せる・初心者向け |
| ピッキングハーモニクス | ★★★ | 右手のコントロールが必要・中上級者向け |
まずはナチュラルハーモニクスから覚えましょう。
ナチュラルハーモニクスの出し方
手順
- 左手の指を弦の上に軽く触れる(押さえない)
- 右手でピッキングする
- ピッキングした直後に左手の指を離す
ポイント: 弦をフレットに押し付けてはいけません。弦の上にそっと乗せるだけです。
ハーモニクスが出やすいフレット
ナチュラルハーモニクスが出やすい場所は決まっています:
| フレット | 音の特徴 | 出しやすさ |
|---|---|---|
| 12フレット | 開放弦の1オクターブ上 | ★★★ 最も出しやすい |
| 7フレット | 開放弦の1オクターブ+5度上 | ★★☆ |
| 5フレット | 開放弦の2オクターブ上 | ★★☆ |
まずは12フレットから練習しましょう。
50代向け練習ステップ
ステップ1:12フレットで音を出す
6弦の12フレットに左手の人差し指を軽く触れ、右手でピッキングした瞬間に指を離してみましょう。「チーン」という澄んだ音が出れば成功です。
ステップ2:全弦で12フレットを練習する
6弦から1弦まで、順番に12フレットのハーモニクスを出してみましょう。全弦で安定して音が出るようになったら次のステップへ。
ステップ3:7フレット・5フレットに挑戦する
12フレットが安定したら、7フレット・5フレットでも練習してみましょう。
定番の練習曲:学校のチャイム
ギターでハーモニクスと言えば、学校のチャイムを弾いてみるのが定番です。 Note
「キンコンカンコン」のメロディーをハーモニクスで弾くのが最初の目標として最適です。
まとめ
ハーモニクスのポイントをまとめます。
- 弦は押さえず軽く触れるだけ
- まずは12フレットから始める
- ピッキングした直後に指を離すタイミングが重要
- 学校のチャイムで練習するのが定番
- 慣れたら7フレット・5フレットに挑戦する
ハーモニクスが使えると演奏の表現力が格段に広がります。50代からでも十分マスターできます!


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