50代からのギター再開|2本目のギターを買うタイミングと選び方【グレードアップ完全ガイド】

ギター機材

「1本目のギターで1年練習したけど、そろそろ2本目が欲しくなってきた」「初心者向けのギターから買い替えるタイミングはいつ?」——ギターを続けてきた50代の方から、こんな質問をよく受けます。

2本目のギターへの買い替えは必須ではありません。しかし、買い替えることによりさらなる上達につながります。初心者向けのギターから卒業するタイミングと選び方を知ることで、ギターライフがより豊かになります。

この記事では、50代のギター再開者向けに2本目のギターを買うタイミング・選び方のポイントを解説します。


■ 2本目のギターが欲しくなるサイン

2本目のエレキギターを買うタイミングというのは、人それぞれです。練習を通して腕が付いてきてもっと良い音を響かせられるギターが欲しくなってきたり、自分がやっている演奏とは別のジャンルに特化したギターが欲しいと思ってきたり——いずれの場合であっても欲しくなった時が買うタイミングと言えるでしょう。

▼ 2本目が欲しくなるサイン一覧

・今のギターで「弾きにくい」と感じる部分が具体的にわかってきた
・好きなジャンル・弾きたい曲のスタイルが固まってきた
・音にこだわりが出てきた(「もっとこんな音が出したい」)
・1年以上継続して練習できている
・今のギターのメンテナンスが必要になってきた


■ 2本目を買うべきタイミングの目安

▼ 一般的な目安:1〜2年後

ギターを始めてから2年は待ってみてほしいところです。演奏技術もある程度備わって、ギターの種類や違いなどがわかってきて、ギターの良し悪しを理解してから2本目のギターを買うのが良いでしょう。

▼ 50代の場合:1年を目安に検討開始

50代の場合、若い頃より上達のスピードが緩やかな場合があります。1年程練習してある程度上達してくるとギターに対する知識や自分のプレイスタイルというものが確立してきます。「弾きやすい・弾きにくい」の判断ができてきた段階が2本目を検討する適切なタイミングです。


■ 2本目のギターを選ぶ3つのポイント

▼ ポイント① グレードアップする

2本目のギターはグレードアップが基本です。今のギターが1〜3万円のエントリーモデルなら、5〜15万円程度にグレードアップすることで演奏性と音質が大幅に向上します。

初心者向けオススメ!というモデルのギターはパーツ等コストをカットしていることが多く、始めの練習にはとても向いているギターです。しかし、どうしても長期間使用するためには度重なるメンテナンスが必要になります。メンテナンスが必要な状態でギターを弾き続けるとせっかくの上達の妨げになる可能性もあります。

1本目の価格帯2本目の目安
1〜3万円5〜10万円
3〜5万円8〜15万円
5万円以上15〜30万円以上

▼ ポイント② 違うタイプ・サウンドのギターを選ぶ

2本目は1本目と異なるタイプを選ぶと演奏の幅が広がります。

【エレキの場合】
・1本目がストラトタイプ → 2本目はレスポールタイプ
・1本目がシングルコイル → 2本目はハムバッカー搭載
・1本目がソリッド → 2本目はセミアコ(ジャズ・ブルース向け)

【アコギの場合】
・1本目が安価モデル → 2本目はフォスファーブロンズ弦対応の本格モデル

この2本を持っておけば様々な局面に対応できるのでおすすめです。

▼ ポイント③ 自分の「不満」を解決するギターを選ぶ

2本目を選ぶ最良の基準は、今のギターへの不満を解決できるギターを選ぶことです。

「ネックが太くて握りにくい」「音が細い・パワーが足りない」「チューニングが狂いやすい」など、今のギターで感じている不満を具体的に言葉にしてから選ぶと、満足度が高い2本目に出会えます。


■ 50代の2本目ギター選びで特に大切なこと

▼ 重量を必ず確認する

50代では体への負担を考慮することが大切です。レスポールタイプは一般的に4kg前後と重く、長時間演奏すると肩・腰への負担になります。

軽量モデルを選ぶ、またはストラトタイプのような比較的軽いギター(3kg前後)を選ぶことも50代には重要なポイントです。

▼ 試奏を必ずする

2本目からは試奏して確認することが必須です。「弾きやすさ」の感覚は1年練習した今なら確実にわかります。楽器店のスタッフに相談しながら、実際に弾いて確認しましょう。

▼ 見た目・デザインで選んでも良い

ぶっちゃけると見た目で選んでも良いと思います。「このギターを弾きたい」という気持ちがモチベーションを高め、練習への意欲につながります。50代のギターライフを豊かにするために、自分が惹かれるギターを選ぶことも大切な判断基準です。


■ 【エレキ】2本目おすすめの方向性

▼ ロック・ポップス系(1本目がストラトタイプの方)

2本目にレスポールタイプを選ぶと、太くパワフルなサウンドが手に入ります。ストラトとレスポールの2本を持つことで、幅広いジャンルに対応できるようになります。

▼ ジャズ・ブルース系(よりウォームな音が欲しい方)

フルアコやセミアコギターへの移行を検討しましょう。ジャズ・フュージョン・ソウル・ファンクにフィットする温かみや軽やかさのある音、「エアー感」のあるトーンはホロウ/セミホロウの得意分野です。


■ 【アコギ】2本目おすすめの方向性

▼ 憧れのブランドを選ぶ

2本目のアコースティックギターは憧れのブランドにこだわってみてはいかがでしょうか。Martin・Taylor・Gibson・Yairなど、歴史のあるギターメーカーは選ばれ続ける理由があります。

▼ 素材・作りにこだわる

2本目からはトップ材(スプルースやシダー)・サイド&バック材(ローズウッドやマホガニー)などの木材の違いによる音の変化を楽しめるようになります。


■ 2本目を買う前のチェックリスト

チェック項目内容
継続期間1年以上練習を続けているか
不満の把握今のギターのどこが不満かを言葉にできるか
ジャンル自分の好きな音楽スタイルが固まってきたか
予算5〜15万円程度を確保できるか
試奏楽器店で実際に弾いて確認できるか
重量50代の体への負担を考慮しているか

■ まとめ:2本目のギターを買うタイミングと選び方

タイミング1年以上練習して「弾きやすさ」「音の好み」が分かってきたとき
グレード現在のギターより1段上のモデルを選ぶ
タイプ1本目と違うタイプ・ピックアップを選ぶと表現の幅が広がる
選び方不満を解決できるギター・見た目が気に入るギター
重量50代は3〜3.5kg程度の軽量モデルを優先

2本目のギターは「自分の音楽の方向性」が見えてきた段階で選ぶことで、ギターライフが一気に充実します。焦らず、楽器店で何度も試奏しながら、自分にとっての「最高の1本」を探してみてください。


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