「ギターを再開したいけど、いくらかかるんだろう」「機材を揃えるのにどれくらい予算を見ておけばいい?」——ギター再開を考えている50代の方から、こんな質問をよく受けます。
結論から言うと、ギター再開の初期費用は「手元に残っている機材」と「どこまで揃えるか」によって大きく変わります。最小限なら数千円から、しっかり揃えても5万円程度で快適な練習環境が作れます。
この記事では、50代でギターを再開した私が実際にかかった費用と、これから再開する方への予算の目安をリアルにお伝えします。
■ 再開組の強み:ゼロからのスタートではない
ギター「再開」組の最大の強みは、昔の機材が残っている可能性があることです。
私の場合、8年前のギターが実家に残っていました。多少のメンテナンスは必要でしたが、本体を買い直す必要がなかったため、初期費用を大きく抑えられました。
まず再開前に確認したいチェックリスト:
・ギター本体は残っているか(ネックの反り・弦の錆は要チェック)
・チューナー・ピック・カポなどの小物は残っているか
・アンプ・シールドは使える状態か(エレキの場合)
ゼロから始める初心者と違い、再開組は「足りないものだけ買い足す」スタイルでスタートできます。
■ 私が再開時に実際にかかった費用
▼ 最初の1ヶ月でかかった費用
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 新しい弦 | 約1,500円 | 古い弦は錆びていたため交換 |
| クリップチューナー | 約2,000円 | 昔のチューナーは電池切れ・劣化 |
| ピック数枚 | 約500円 | 消耗品なので複数購入 |
| ギタースタンド | 約1,500円 | 練習頻度を上げる最重要アイテム |
| 弦交換用ツール | 約1,000円 | ストリングワインダー・ニッパー |
| 合計 | 約6,500円 |
再開の最初の1ヶ月は、1万円以下で十分にスタートできました。
▼ 3ヶ月目までに買い足したもの
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 教則本 | 約2,000円 | 基礎の確認用 |
| カポタスト | 約1,500円 | 弾き語り用 |
| ギター保湿剤・クロス | 約1,500円 | メンテナンス用品 |
| 合計 | 約5,000円 |
▼ 半年〜1年で投資したもの
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| ヘッドフォンアンプ | 約15,000円 | 夜間練習が劇的に快適に |
| 新しいシールド | 約3,000円 | 古いものはノイズが出たため |
| ストラップ | 約2,000円 | 立って弾く練習用 |
| 合計 | 約20,000円 |
【1年間の合計:約31,500円】
月平均にすると約2,600円。趣味としては非常にコストパフォーマンスの高い1年でした。
■ これから再開する方への予算プラン3パターン
▼ プラン①:最小限スタート(〜1万円)
昔のギターが使える状態で残っている方向けのプランです。
・新しい弦:1,500円
・クリップチューナー:2,000円
・ピック・小物:1,000円
・ギタースタンド:1,500円
【合計:約6,000円】
まず「弾ける状態」を作ることに集中し、続けられそうだと確信してから買い足していくのが賢い進め方です。
▼ プラン②:快適スタート(3〜5万円)
ギターは残っているが、練習環境をしっかり整えたい方向けのプランです。
・プラン①の内容:6,000円
・ヘッドフォンアンプ:15,000円
・教則本・カポ・メンテ用品:5,000円
・楽器店でのギター調整(弦高・ネック):5,000〜10,000円
【合計:約3〜4万円】
特に「楽器店での調整」は再開組におすすめです。長期保管していたギターはネックが反っていることが多く、プロの調整で見違えるほど弾きやすくなります。
▼ プラン③:本体買い替えスタート(5〜10万円)
昔のギターが使えない、または心機一転新しいギターで始めたい方向けのプランです。
ギターを始めるために必要な予算は、ギター本体に1〜3万円程度、その他の小物に1〜2万円程度が一般的な目安とされています。50代の再開組には、もう少し予算を上げて3〜5万円クラスのギターを選ぶことをおすすめします。このクラスになると作りがしっかりしており、調整次第で長く使える品質のものが手に入ります。
・ギター本体:30,000〜50,000円
・小物一式:10,000円
・ヘッドフォンアンプまたは小型アンプ:15,000円
【合計:約6〜8万円】
■ 50代の再開でお金をかけるべきポイント
1年間の経験から、「お金をかける価値があったもの」の優先順位は以下の通りです。
| 優先度 | 項目 | 理由 |
|---|---|---|
| 1位 | ギターの調整(リペア) | 弾きやすさが練習継続に直結する |
| 2位 | ギタースタンド | 練習頻度を上げる最安・最強の投資 |
| 3位 | ヘッドフォンアンプ | 時間を気にせず練習できる |
| 4位 | 新しい弦 | 音とチューニングの安定が段違い |
| 5位 | レッスン(単発でも) | 変なクセがつく前に確認できる |
逆に、最初から高額なエフェクターや機材を揃える必要はありません。機材は「必要を感じてから買い足す」方が、無駄がなく結果的に安く済みます。
■ 続けるためのランニングコスト
再開後の毎月の維持費の目安です。
・弦の交換:月500〜1,500円(交換頻度による)
・ピックなどの消耗品:月数百円
・オンラインレッスン(任意):月数千円〜
趣味としてのギターは、ゴルフや釣りなどと比べてもランニングコストが非常に低い趣味です。50代からの長く続けられる趣味として、コスト面でも優秀だと実感しています。
■ まとめ:ギター再開はローコストで始められる
・昔の機材が残っていれば1万円以下で再開できる
・しっかり環境を整えても3〜5万円程度
・月々の維持費は数百円〜数千円程度
・お金をかけるべきは「ギターの調整」と「練習環境」
「お金がかかりそう」という心配でギター再開をためらっているなら、その心配はほぼ不要です。まず手元のギターを調整に出すことから、再開の一歩を踏み出してみてください。
■ 再開の第一歩をプロと一緒に踏み出したい方へ
再開時の機材選びや練習の進め方は、オンラインレッスンの無料体験で相談するのもおすすめです。

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